良い薬

 

 

 

 

 

たまーに

 

 

パーマをかけられるお客様に

 

『一番良い薬でお願いします。』と言われる事があります

 

 

 

イメージは 痛みが一番少ないというイメージです。

 

 

 

そこで 薬剤をどう選択しているかと言えば

 

パーマメニューの値段の差で決めている訳ではなく

 

パーマのメニューの名前で決めている訳でもありません。

 

 

 

高い薬=良い薬という考えではなく

 

良い薬=その髪に合っているか というところが大事なところで

 

髪の毛は みんなそれぞれ違います

 

 

 

硬い髪の毛 柔らかい髪の毛

 

太い髪の毛 細い髪の毛

 

 

 

そんな髪の毛を守ってくれているのは

 

一番外側にあるキューティクル

 

 

 

 

 

キューティクルというのは

 

固い髪の毛ではキューティクルも固く枚数も多いのに対して

 

柔らかい髪の毛では

 

キューティクルも柔らかく枚数も少ないです。

 

 

 

じゃあその髪の毛の中はどうなっているの?

 

といえば

 

 

 

 

 

固い髪は 

 

中身(タンパク質)がいっぱい詰まっていて脂質が少ない髪

 

柔らかい髪は 

 

中のタンパク質が少なくて、脂質が多いから柔らかくなっている髪

 

 

 

お肉おようなイメージです

 

固い髪は赤みのお肉で

 

柔らかい髪は 霜降りのお肉

 

 

 

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固い髪の毛は 薬の浸透が悪く

 

脂質か少ない分 熱の影響を受けやすく

 

そして 固くなってしまう事も

 

 

 

柔らかい髪の毛は 薬の浸透が良く

 

もともと 必要な結合が少なかったりと

 

さらには そこにダメージ度合いも入ってくる感じです

 

 

 

こんな感じなので

 

痛みが少ない薬はどんな薬なのかといえば

 

一番髪の状態に合っている薬剤というイメージをしてもらうと

 

良いと思います

 

 

 

 

 

ここもめちゃくちゃ深いところなので

 

まだまだ勉強していきます。

 

 

 

 

 

2016-02-22 | Posted in ブログ, 美容のことComments Closed 

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