良い薬
たまーに
パーマをかけられるお客様に
『一番良い薬でお願いします。』と言われる事があります
イメージは 痛みが一番少ないというイメージです。
そこで 薬剤をどう選択しているかと言えば
パーマメニューの値段の差で決めている訳ではなく
パーマのメニューの名前で決めている訳でもありません。
高い薬=良い薬という考えではなく
良い薬=その髪に合っているか というところが大事なところで
髪の毛は みんなそれぞれ違います
硬い髪の毛 柔らかい髪の毛
太い髪の毛 細い髪の毛
そんな髪の毛を守ってくれているのは
一番外側にあるキューティクル
キューティクルというのは
固い髪の毛ではキューティクルも固く枚数も多いのに対して
柔らかい髪の毛では
キューティクルも柔らかく枚数も少ないです。
じゃあその髪の毛の中はどうなっているの?
といえば
固い髪は
中身(タンパク質)がいっぱい詰まっていて脂質が少ない髪
柔らかい髪は
中のタンパク質が少なくて、脂質が多いから柔らかくなっている髪
お肉おようなイメージです
固い髪は赤みのお肉で
柔らかい髪は 霜降りのお肉
固い髪の毛は 薬の浸透が悪く
脂質か少ない分 熱の影響を受けやすく
そして 固くなってしまう事も
柔らかい髪の毛は 薬の浸透が良く
もともと 必要な結合が少なかったりと
さらには そこにダメージ度合いも入ってくる感じです
こんな感じなので
痛みが少ない薬はどんな薬なのかといえば
一番髪の状態に合っている薬剤というイメージをしてもらうと
良いと思います
ここもめちゃくちゃ深いところなので
まだまだ勉強していきます。