sleepになるまで つづき
昨日の続きです
sleepを始める前
たくさんのスタッフがいる美容室で働いていた僕が
スタイリストになり 全く自信がなくなり
なんとか 少しずつ お客様がつきはじめた頃
待っていたかのように
新たな問題が出てきたんです
それは
『時間』
一人にかけれる時間が減るんです。
たくさんのお客様を担当できるようになればなるほど
一人にかけれる時間が限られてくる
一度に 5,6人のお客様を担当することもあるので
自分が遅ければ、お客様を待たせてしまう
僕は待つのが嫌いなタイプなので
待たせるのがすごく苦しかった。
でも、その時は、30分以上 もっと待たせてしまった事も多々ありました
それと同時に
もうちょっとこだわりたいけど・・・って事もたくさんありました。
それでも
お店の中で1番になりたかったので
できる先輩の仕事の仕方、流れの作り方を見よう見まねで盗みながら
もっともっとを目指していた毎日でした。
その後も指名のお客様が増えれば嬉しく思うのと同時に
いかにお待たせしないで、クオリティー高くいけるのかを毎日毎日葛藤していましたね
22歳にスタイリストになって
支持されたい、一番になりたいって事だけを目標にひたすらやってきて
実際一番になれるようになりました。
そしてしばらくすると
今度は また別の問題が・・・・。
それは
『店長・・・・・・・・。』
お店で古株か個人数字を出るようになると、流れもあると思いますが
店長になりました。
今はそんな基準はないと思いますが
で、この店長という役職
初めて店長になったのは 29歳だったと思います
でも店長なんてやった事ないし
まして 今までの店長から
「店長はな、こういうことして ああいう事して」なんて話を聞いた事がない
だから 「店長って何するの?」ってなったんです
まぁ、自分の事しか考えてこなく 自分の事にしか執着してこなかったから
どうなったか想像できると思いますが
お店、荒れました。
20人以上いるお店が荒れるんです
バラバラ、同じ方向なんて向かってないし
ほんとバラバラ
ま
なるべくしてなった事なんですが
もうどうして良いか分からなかったです
ほんとダメだった、何をやっても裏目裏目にでました。
今思えば 自分でそうさせていたのもよくわかります
恥ずかしい。 人の事、考えられていないかった
今でも思い出すののが
オーナーに言われた事
「お客さんに接するように スタッフにも同じように接してみたら?」
その時は意味が分からなかった。
今もよくわかっていないけど、その人の事を考えて なにを思っていて
どうしたくて 一緒に考えてあげるようなイメージかな
難しかった。
その後も 違う店舗でもう一度 店長をやらせてもらう機会に恵まれ
トラウマがありましたがやりました
荒れました・・・・。
笑いたいとこだけど 笑えなかった。笑
そんなこんなで
過去の苦い経験から sleep では スタッフは僕と妻だけ
荒れない
荒れたとしても
家庭が荒れるだけ。 笑
だいぶ はなしがそれたのかな
だから sleep のやり方は
たどり着いたところでしょうか
お待たせしたくないし あせって仕事したくない
一人のお客様に集中したい 店長しなくていい 笑
リラックスしてもらえて もっと良い技術をしたいって言うのはずっと求めて行きたい。
最後に
これまでのことが嫌だった訳ではないです
もちろんもう絶対経験したくない事もありますが
その経験をさせてもらったことで
今の自分がある事にとても感謝しています。
まだまだ やりたい事があるので
がんばらないと。